海上自衛隊・鹿屋航空基地に所属する20歳の男性自衛官が、勤務中の同僚から誘われ、飲食店に外出し、この同僚の不正な外出をほう助したとして停職10日間の懲戒処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは、海上自衛隊・鹿屋航空基地、第1整備補給隊に所属する20歳の海士長の男性です。

鹿屋航空基地によりますとこの男性自衛官は、ことし2月、勤務中だった同僚隊員2人を自分の車に乗せ、鹿屋市の飲食店に向かい、およそ7時間、同僚の不正な外出をほう助したということです。

男性自衛官は飲酒をしませんでしたが、「問題を起こしたことを大変申し訳なく思っている」と話しているということです。

また、一緒に外出した2人の同僚隊員のうちの1人は、勤務中にも関わらず外出を呼びかけ飲食店で飲酒したとして、すでに3月に、停職13日の懲戒処分が下され、残るもう1人の隊員は現在、調査中ということです。

3人が所属する第1整備補給隊司令の藤本好央1等海佐は、「大変重く受け止めている。再発防止に努める」とコメントしています。

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