「高額報酬を受けられるミッションがある」との副業あっせん名目で岩国市在住の男性(50代)が現金およそ41万円をだまし取られました。

山口県警岩国警察署によると岩国市に住む男性(50代)は5月17日スマートフォンでゲーム中、画面に表示された副業の広告に興味を持ちタップしたことをきっかけにSNSで会社を騙る人物とのやりとりが始まりました。

その人物から「SNSの動画をスクリーンショットして送れば報酬がもらえる」、「仮想通貨のアカウントを作る必要がある」などと言われ、指示通りにすると報酬として現金数千円が口座に支払われました。

男性はその後、「今までは初級の副業。もっと収入を得るには中級に行く必要がある」とのメッセージとともに別の人物を紹介されSNSでやりとりを始めました。

「高額報酬を受けられるミッションがある」「ミッションを受ける前にお金を振り込んでもらう必要がある」「お金を振り込んでボタンを操作すると報酬が出る」などとメッセージが届きました。

話を信じた男性は1万円を振り込むと、さらに現金を要求されたほか、やめたいなら違約金や制裁金を支払うよう求められました。

男性は、21日から25日までの間に、4回にわたり指定された口座におよそ41万4000円を振り込み、だまし取られました。度重なる現金の要求を不審に思った男性が警察に相談し発覚しました。

警察はSNSでお金を要求するのは詐欺の手口として注意を呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。