学生の県内企業へのUIターン就職を促そうと、30日、県は京都女子大学と連携協定を結びました。

長崎県では大学進学者のおよそ6割が県外に進学していて、このうち県内に戻る「Uターン就職」は2割程度に留まっています。

このため県は学生の県内就職を促そうと、9年前から大都市圏の大学との連携協定を進めています。

9校目の締結となった京都女子大学は、近畿圏外からの学生の半数が地元就職するなどUターン志向が高く、去年、女子大として初のデータサイエンス学部を新設するなど、企業が求める人材育成に積極的なことで知られています。

京都女子大学 竹安栄子学長:
「(女子大初の)農学系の学部を設置しようとして現在構想中でございます。農業、それから食品加工、流通の分野に、その意思決定のところに送り込めるような女性人材を育成したいと」

両者は今後、大学内での県内企業の情報発信や就職支援制度の案内などを通して、学生のUIターン就職につなげたいとしています。

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