「寿司といえば、富山」を合言葉に、全国一の「すし県」を目指す県のブランディング戦略に合わせ30日、富山駅前のホテルに新たな朝食メニューが誕生しました。
おととし富山駅前にオープンした「ホテルヴィスキオ富山」。
シロエビやホタルイカなど富山の食材を使った料理や洋食を楽しめるビュッフェ形式の朝食が自慢のひとつですがー。
嘉藤奈緒子アナウンサー:「朝食に新たに加わるのは、富山のきっときとな魚を使ったお寿司です」
ホテルでは「寿司といえば、富山」と全国一の「すし県」を目指す富山県のブランディング戦略に合わせ、朝食ビュッフェをリニューアル。
朝から旬の富山湾の味覚を使った寿司の提供が始まります。寿司職人が目の前で握る本格スタイルで握りたてを好きなだけ味わうことができます。
嘉藤アナ:「おいしそう!(食べる)ん~!朝から食べるお寿司は格別ですね」
寿司を提供する「とやま鮨海 富山」
井村真也店長:「海鮮丼とか出されているところは多いんですけれども、今回どんぶりをやるぐらいなら思い切って握り寿司を、握りたてを楽しんでもらおうと。富山はやっぱり海鮮がおいしかったなと思って帰っていただければなと思っております」
注目ポイントはほかにも…。
嘉藤アナ:「お寿司が並ぶシックなデザインの器は、伝統工芸の技術を活かしてつくられているんです」
富山県の形をしたプレートなどは高岡銅器の技をいかしたアルミの鋳物で、寿司とともに富山のものづくり文化の魅力を発信しようと取り入れられました。
器を製作した竹中銅器
竹中伸行代表取締役社長:「伝統工芸といいますとどうしても高級なもので、ちょっと手が出ないというようなイメージがあるかもしれませんが、こうして日常のお皿として使っていただければ、身近なものとして感じてもらえるのかなと思っております」
富山の寿司と伝統文化を朝から満喫できるビュッフェは、6月1日から始まります。
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