宮城県庁では30日、県立高校将来構想審議会が開かれ、教育関係者や専門家およそ20人が少子化を踏まえた県立高校のあり方を議論しました。この中で、2038年の県立高校の学級数について、去年の343学級から200に減り6割を下回るとの見通しが示されました。中学校の卒業生も1万2830人と7000人余り減る見通しだということです。

仙台第二高校 高橋賢校長:
「実学級数と必要学級数のかい離ということで資料があったと思うんですけれども、本当に大規模な見直しが必要になってくるなと」

また、2010年に始まった全県一学区化については、10年ほど前は仙台地域から県南の県立高校を選択する受験生が見られたものの現在は、仙台市内の私立高校を選ぶ傾向が強いということです。審議会では、将来の県立高校のあり方について2026年に県教育委員会に答申することにしています。

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