大阪・関西万博のボランティアの定員が1万人増え、3万人となりました。

 来年開幕する大阪・関西万博では、会場・空港・駅などで案内をするボランティアの募集が今年4月に締め切られました。博覧会協会によりますと、会場内のボランティアが3万4190人、会場外の駅や空港などのボランティアには2万1444人の応募があり、このうち2万204人が両方に応募したということです。

 募集定員は当初、計2万人でしたが、協会などは5月27日、定員を1万人増やして3万人とすることを明らかにしました。

 (博覧会協会副会長 吉村洋文大阪府知事)「ボランティアの予算を増やすことなく、例えば研修の効率化といったさまざまな知恵を凝らすことによって、人数をできるだけ拡大していこうと。結果、この1万人の枠であれば、何とか現行の予算の範囲内で拡充することができる」

 ボランティアは会場での案内やまちなかでの観光案内などを行う予定です。定員は1万人増えますが、協会は経費について当初予算から増えないとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。