札幌市西区の40代の女性が、SNSを通じて知り合った有名投資家を名乗る人物から暗号資産への投資を勧められ、およそ1億円をだまし取られました。

 警察によりますと、札幌市西区に住む40代の女性は、5月1日から24日にかけて銀行の窓口やATM、ネットバンキングでの18回の振り込みで合わせて約1億円をだまし取られました。

 女性がフェイスブックの投資広告をクリックしたところ、LINEグループに招待され、有名投資家を名乗る人物から「暗号資産は黄金期だ」「リスクが少ないうえに勢いがある」などのメッセージで投資を勧められていました。
 24日に女性の夫が札幌市内の銀行の窓口で振り込もうとして、不審に思った銀行が警察に通報し、事件が発覚しました。

 警察は、SNSなどで投資名目で振り込みを依頼された場合は、警察に相談するよう呼びかけています。

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