3月に行われた全国大会で、山梨県立日川高校から男女で日本一の選手が誕生しました。
それぞれの優勝の原動力とは？
日川高校ウエイトリフティング部。
団体で全国制覇6回を誇る強豪に3月、石川県で行われた全国選抜大会で初めて男女個人の日本一の選手が誕生しました。
女子45㎏級を制したのは3年平塚麗桜選手。
日川高校 3年 平塚麗桜選手：
「ずっと練習から頑張ってきて、しっかり1位をとれてみんなに恩返しができて良かった」
身長142㎝と小柄な体格ですが…この強靭なパワー！
その源は体幹と下半身の強さです。
日川高校 ウエイトリフティング部 女子監督 山浦伸吾さん：
「本人の体重が45㎏弱で、フロントスクワットを90㎏挙げたり、全国的にもトップレベルの脚力を持っている」
これまで全国大会の最高成績は準優勝で、課題としていたバーベルを一気に頭上まで挙げるスナッチを強化し初の日本一に輝きました。
日川高校 3年 平塚麗桜選手：
「やっと1位になれた…まだまだ記録を伸ばして（目標は）インターハイでもしっかり1位をしっかりとる」
また男子67㎏級で優勝したのは3年小林光星選手。
高校から競技を始め、2023年の全国選抜と国体で優勝した逸材です。
小林選手の武器は跳躍力です。
日川高校 ウエイトリフティング部 男子監督 木曽川章さん：
「ウエイトリフティングは股関節にバーベルをあげた瞬間、ジャンプする動作が入ってくる。そのジャンプ動作が彼は非常に優れている」
小林選手は中学時代はバレーボール部で、バレーで培った強靭なバネがウエイトにも生きているんです。
日川高校 3年 小林光星選手：
「バレーボールじゃあまり勝てなかったけど、ウエイトリフティングで結構勝てているので、（自分に）合っているんだなと感じる」
今年度から階級を上げ、バーベルを引くスピードを強化し、さらなる成長を目指します。
日川高校 3年 小林光星選手：
「この後のインターハイ、国体で優勝して3冠をとりたい」
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
