副業をあっせんするなどというSNSのダイレクトメッセ―ジが届いた40代の女性が、10回にわたりおよそ194万円をだまし取られる被害にあっていたことがわかりました。警察は不審なダイレクトメッセージに注意を呼び掛けています。

警察によりますと今月6日、新潟市東区の40代女性のSNSにインターネットのサイト上で民泊の物件について評価などを手伝う副業をあっせんするような内容のダイレクトメッセージが届きました。女性がアクセスしたところ、別のSNSに誘導され男とやり取りが始まりました。そして、指示に従って評価をしたところ、女性は初回の報酬として5000円をもらったということです。
しかしその後、男から「作業を進めるには先に現金が必要だ」などと言われたうえ、「目標達成後に報酬と合わせて全額が戻る」などと説明されたと言います。そして、現金1万数千円を振り込むよう要求され、女性は言われるがまま、指定された口座に振り込んだということです。その後も男から要求が続き、女性は10回にわたり合わせておよそ194万円をだまし取られたということです。
女性は友人に相談して詐欺被害に気付き、15日までに警察に届け出ました。警察は特殊詐欺事件として捜査するとともに、不審なダイレクトメッセージは開かないように注意を呼び掛けています。

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