集中豪雨などによる水害が発生するおそれがある時期を控え、長野県警が対応力の向上を図る訓練を行いました。

長野市松代町の県警本部機動隊で22日に行われた訓練には、県内各署から集まった警察官40人余りが参加しました。

訓練では、担架などを使った要救助者の搬送の手順を確認したほか、服を着たまま泳ぐ着衣泳法をプールで実践。

実際の災害の想定に苦戦しながら、真剣な表情で取り組んでいました。

松本警察署 本田祐一郎(ほんだ・ゆういちろう)巡査長:
「思った以上に体が重くなっていることが感じられて、着衣のままで人を救助するのは難しいことだと改めて思いました」

警備第2課災害対策室 丸山基(まるやま・もとい)室長:
「本日、身に付けた知識や技能というものを今度は各警察署の署員に対して還元していただいて、県警全体の能力の向上に努めて参りたい」

訓練は、24日も行われる予定です。

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