札幌のススキノにあるラウンジに忍び込み、現金を盗んだ疑いで、24歳の無職の男が逮捕されました。

建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市厚別区厚別西２条２丁目の無職、鈴木達也容疑者24歳です。

鈴木容疑者は、14日午前８時45分ごろ、札幌のススキノにあるラウンジに侵入し、レジの中の封筒に入った現金約１万4000円を盗んだ疑いが持たれています。被害に遭った店は、閉店している時間帯で、無人でした。警察は鈴木容疑者の侵入方法などについて明らかにしていません。

事件発生の翌日15日夕方に出勤して来た従業員が被害に気付き、「レジがこじ開けられて現金が盗まれている」と警察に通報。

警察は、防犯カメラの映像などから鈴木容疑者を割り出し、裏付け捜査を進め、17日に逮捕しました。

警察の取り調べに対し、鈴木容疑者は、「お金を見つけたのでそのお金が欲しくなり盗みました」と容疑を認めているということです。

警察によりますと、ススキノ周辺の飲食店等で、４月ごろから同様の手口の事件が10件ほど発生していて、鈴木容疑者が他の事件との関与をほのめかす供述をしていることから、警察が余罪を調べています。

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