関東周辺の山あいで起きた一連の強盗事件をめぐり、窃盗未遂の疑いなどで逮捕されたベトナム人2人の使っていたものとよく似た車が現場周辺で確認され、場所により、違うナンバープレートになっていたことが捜査関係者への取材で分かりました。

窃盗未遂の疑いで逮捕されたベトナム国籍のホアン・フー・ホア容疑者(25)は先月30日、栃木県佐野市にあるコンビニのATMで、強盗の被害にあった日光市の男性のキャッシュカードを使って現金を引き出そうとした疑いがもたれています。

警察は他にもベトナム国籍のマイ・ヴァン・シー容疑者(23)を不法残留の疑いで逮捕していて、2人が使っていた車を押収しています。

その後の捜査関係者への取材で、2人が使っていたものとよく似た車が日光市の現場周辺などで確認されましたが、場所によってナンバープレートが違っていたことが新たに分かりました。

警察はナンバーを付け替えて移動していたとみているほか、2人が関東周辺の山あいで起きた一連の強盗事件にも関わっている可能性があるとみて捜査しています。

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