名古屋の集合住宅で乳児の遺体2体を遺棄した疑いで逮捕された女が、1人目の遺体とともに集合住宅に引っ越し、その後、2人目も出産したとみられることがわかりました。

住居不定で風俗店アルバイトの自称・入村恵容疑者(38)は2019年ごろからおとといまでの間、以前、住んでいた中区栄の集合住宅の一室で、性別など不明の乳児の遺体2体を段ボール箱に入れて遺棄した疑いがもたれています。

調べに対し、入村容疑者は「自分が出産して2人の死体を隠した」と容疑を認めているということです。

乳児はいずれも死後1年以上が経過しているとみられ、死因は分かっていません。

また、捜査関係者への取材で、入村容疑者は別の場所で1人目を出産し、その遺体とともに2019年ごろ、現場の集合住宅に引っ越し、その後、2人目も出産したとみられています。

警察は遺体を遺棄した動機を調べています。

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