去年9月、福島県西郷村の国道を制御困難なスピードで走行し、対向車線にはみ出して対向車に衝突し、男女2人を死傷させた疑いで男が逮捕された事件で、男の車は当時時速100キロ以上で走行していたことが新たに分かりました。

危険運転致死傷の疑いで逮捕・送検されたのは、福島県南会津町長野の農業・大竹康夫容疑者(52)です。

警察によりますと、大竹容疑者は去年9月4日、西郷村の国道を白河市方面へ進行中、制御することが困難なスピードで走り、カーブで対向車線にはみ出して対向車に衝突し、対向車の運転手の男性(当時82)を死亡させ、助手席の女性(当時76)に重傷を負わせた疑いが持たれています。

警察は、大竹容疑者の車のドライブレコーダーなどを解析し、衝突時には、制限速度を50キロ以上上回る時速100キロ以上で走行していたことが新たにわかりました。

警察は14日、大竹容疑者が乗っていた事故車両を公開し、車は右前方部分が大破していて、事故の衝撃を物語っていました。

大竹容疑者は「白河市内の病院の予約の時間に間に合わないと思い、飛ばしていた」と話し、容疑を認めているということです。

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