鳥取県警鳥取警察署は14日、訪問先で屋根の張替工事の契約をした際、クーリング・オフに関する記載の無い契約書を交付したとして、自称・リフォーム業の男を逮捕しました。

特定商取引法違反の疑いで逮捕されたのは、鳥取県湯梨浜町の自称・リフォーム業の男(39)です。

警察によりますと、男は2023年6月12日から7月25日までの間、鳥取市内にある75歳の女性宅を4回訪問し、板金屋根張替工事の役務提供契約など4件を締結しましたが、法定の除外事由がないにも関わらず、クーリング・オフに関する記載がない書面を交付した疑いが持たれています。

女性側から相談を受けた鳥取県消費生活センターから情報提供を受けた警察が所要の捜査を行い、容疑が固まったとして、14日、通常逮捕しました。

調べに対し男は、「書面を渡したことに間違いないが、必要ないと認識していた」と話し、容疑を一部否認しています。

警察が、余罪の有無も含め捜査を進めています。

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