14日午前、札幌市のススキノで、解体工事現場から作業用具が落下し、通行人の30歳の女性の頭に当たりました。

 警察によりますと、女性は救急搬送され、打撲、擦り傷を負っているものの、大けがではないとみられています。
 落下したのは、10センチ×5センチほどの「カラビナ」で、札幌市中央区南5条西1丁目の立体駐車場の解体現場で、作業員からではなく、5メートルほどの高さのロープから外れたということです。

ススキノで、立体駐車場の解体工事中

 また、現場は工事に伴う“通行帯”が設置され、女性はそこを歩いていたのに、落下した「からびな」が頭に当たっていました。

女性は工事に伴う“通行帯”を歩行中

 警察は、安全管理の問題含め、当時の状況を調べています。

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