がん治療で脱毛に悩む人たちへ贈ろうと、盛岡市の高校でタオルを使った帽子づくりの講習会が開かれました。

講習会が行われたのは盛岡第二高校です。
13日はタオル帽子の発案者である岩手ホスピスの会・事務局長の吉島美樹子さんや会員が、有志で集まった1年生から3年生の生徒40人に作り方を指導しました。
肌触りや通気性の良いタオル帽子は、抗がん剤の副作用である脱毛に苦しむ人のために作られたものです。
2008年から帽子作りや寄付の活動が始まり、これまで全国の病院などにおよそ11万8000個が贈られています。
参加した生徒はひと針ひと針、病気に苦しむ患者への思いを込めて丁寧に縫い上げていました。

13日作られた40個の帽子は岩手ホスピスの会が手入れし、県内のがん患者が入院する病院に寄付されます。

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