青森県八戸市の菓子店が、縄文土偶をモチーフにしたグミを開発し、市長に報告しました。

菓子店の丸美屋が開発したグミは、国宝の「合掌土偶」や、頬に手を添えた「頬杖土偶」、脱力したような表情が特徴の「屈折像土偶」の3種類です。

12日は、菓子店の社長などが八戸市の熊谷雄一市長を訪ね、出来栄えを報告しました。

菓子店は、北海道・北東北の縄文遺跡群がユネスコ世界文化遺産に登録されてから3年目となったことを記念し、市の補助金も得て作り上げました。

商品名は、縄文時代の遺跡「是川遺跡」にちなんで「これかわいいね」。
八戸工業大学感性デザイン部の学生が考え、土偶の表情や特徴が再現されています。

菓子処 丸美屋 若山忠義 社長
「縄文を連想させるような『きなこ』や『黒砂糖』を使いました。学生さんたちの感性で、すごくかわいい形に作ってもらったので、ぜひみなさんに食べてほしいです」

縄文土偶のグミ「これかわいいね」は、八戸市の店舗で販売されています。

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