長崎市に住む20代の女性が、TikTokで見た副業の広告をきっかけに現金18万円をだまし取られる詐欺事件がありました。

被害にあったのは、長崎市に住む20代のパート従業員の女性です。女性は、ことし11月1日頃、TikTokに掲載された副業の広告に興味がわき、サイトにアクセスしたことをきっかけに「橋本佑美」というアカウント名の人物とテレグラムでやり取りするようになりました。

その中で「橋本」から、TikTokの動画をスクリーンショットして送信する副業を紹介され、実際に行ったところ、数百円の報酬が複数回支払われたということです。これで信じた女性は、その後紹介された別の高収入タスクの副業で「橋本」の指示に従って3万円をPayPayで送金。さらに、送金ミスの損失補償の名目で指定された口座に現金15万円を振り込みだまし取られました。

女性の家族が、テレグラムでの「橋本」とのやりとりをみて不審に思い、警察に相談したことで被害が発覚しました。

警察は、全国的にインターネットで副業を募集する「詐欺」の手口が横行しているとして「簡単にもうかる副業」へは安易に申し込まないこと、電話やメールでお金や電子マネーでの支払いの話をされたら詐欺を疑い、必ず家族や警察に相談すること等を呼び掛けています。

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