建設作業などでアスベストを吸い込み健康被害を受けた人や家族の相談に応じるホットラインが11日全国一斉に開設されました。
「アスベスト被害ホットライン」では、労災問題の専門スタッフや弁護士が、患者や家族からの相談に応じています。
主催者によりますと、主にアスベストを吸い込んだことで発症する中皮腫の死亡者数は、年間で約1500人にのぼっています。
その一方で、補償や救済の認定を受けた人は、中皮腫の患者で約7割肺がんの患者で3割ほどにとどまっています。
去年は2日間で200件の相談があり、その後、労災認定につながったケースも多くあったということです。
中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会 西山和宏さん
「アスベストによる病気の健康不安を感じておられる方については遠慮なくご相談いただきたいと思います」
ホットラインでの相談は11日と12日の2日間、
午前10時から午後7時まで、受け付けています。
電話番号:0120-117-554
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