大分県内の米の作柄は記録的な猛暑や台風の影響があったものの、最終的な作況指数は平年並みの「101」となりました。

九州農政局によりますと九州各県では7月下旬から天候に恵まれ、もみの数が平年を上回ったものの、高温や8月末の台風10号により種が発育する登熟に影響が見られました。

県内では9月25日現在で作況指数は「102」と発表されていましたが、台風などの影響で最終的な10アール当たりの収量は、予想より減った491キロと平年に比べて8キロ減少となりました。県全体の作況指数も「101」と当初から1ポイント下がり4年連続の平年並みとなりました。

地域別の作柄は国東市から大分市にかけての湾岸南部と日田が「102」以上のやや良。北部が「98」のやや不良となっています。

これにより主食用の米の収穫量は県全体で8万7400トンと去年から1500トン減少しました。

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