オンラインゲームで知り合った少女に性的暴行を加えたとされる男の裁判が富山地裁でひらかれ、検察側は懲役5年を求刑しました。

冒頭陳述などによりますと、とび職の小倉智明被告(26)はことし6月、オンラインゲームで知り合った当時12歳の少女を富山県高岡市内のホテルに連れ込み、16歳未満と知りながら性的な暴行を加えたとして不同意性交の罪に問われています。

10日の裁判で小倉被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた一方、少女に「嫌がるなどの反応はなかった」と述べました。

検察側は卑劣かつ悪質な犯行で被害者の精神的苦痛は大きいとして、小倉被告に懲役5年を求刑。弁護側は示談が成立していることや反省の弁を述べていることなどを挙げ、執行猶予付きの判決を求めました。

裁判は即日結審し判決は、1月16日に言い渡されます。

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