冬の時期にやはり食べたくなる「おでん」。
おでんを食べ終わった後残った「出汁(だし)」どうしてますか?
鳥取県米子市の人気おでん屋さんで出汁を使ったリメイクまかない飯を教えてもらいました。

こちらのお店では鰹と昆布から取った出汁と牛骨から取った出汁を混ぜ合わせたこだわりの出汁でおでんを提供しています。

おでん「壱ト弐」 池内誠 店主
「出汁って宝じゃないですか。色んな美味しいところが出てますんでね、本当に大事な出汁です。」

おでんの出汁は宝という店主。
おでんの出汁は麺を入れるもよし、炊き込みご飯にするもよし、茶わん蒸しに使ってもよしと、おでんを食べ終わった後も様々な料理に活用できると言います。

そこで、店の賄い飯として好評というおでん出汁を使った「白菜の牛乳煮」のレシピを特別に教えてもらいました。

おでん出汁に牛乳という意外な組み合わせ。
どんな料理になるのでしょうか。

用意するのはこちら
●おでん出汁240CC
●白菜4分の1
●鶏肉1枚
●とろろ昆布 
●バター
●牛乳120CC

おでん「壱ト弐」 池内誠 店主
「出汁に白菜入れます」

中火にかけた出汁の中に白菜、そして鶏肉を入れていきます。

おでん「壱ト弐」 池内誠 店主
「白菜から水分が出て気持ち出汁は少な目で最初焚いてもらって汁気が少ないなと思ったら後から(出汁を)足すくらいでちょうど良いと思います」
「蒸し煮みたいな形にしてちょっと待ちます」
「白菜水分が多い野菜なんでわりかし煮物みたいに水分が出てきたらあと鶏肉に火が入るの待つくらいですかね」

そして待つこと10分。
鶏肉にも火が通り、ここから仕上げの味付けです。

おでん「壱ト弐」 池内誠 店主
「とろろ昆布入れます。牛乳入れます。目分量で恐縮なんですけど、白くなれば良いと思います」

あとはバターとお好みで塩・醤油を
少し入れ、ブラックペッパーを振ってあげれば完成。

おでんの出汁と牛乳をかけあわせた「白菜の牛乳煮」、お味の方は?

店のスタッフ
「とても美味しいです。僕も最初(牛乳と)合うかなって思ったんですけど、牛乳もあっていてとてもおいしいです」

旨味たっぷりの出汁に牛乳とバターを入れることでコクが生まれ、まるでクリームシチューのような口当たりの料理に生まれ変わりました。

おでん「壱ト弐」 池内誠 店主「(おでんの出汁は)結構なんでもいけます。ベースがもう味が出ているんで。ある程度なんでもいけると思います」

おでん出汁を使ったリメイク料理。
皆さんもご家庭で試してみてはいかがでしょうか。

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