5日にかけて北陸地方の上空約5500メートルには氷点下24度以下の強い寒気が流れ込む見込みで、新潟県内は大気の状態が非常に不安定となり、局地的に積乱雲が発達する見込みだとして、新潟地方気象台は5日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼び掛けています。
また、これまでの雨で地盤が緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まる可能性があり、気象台は中越と下越では大雨警報を発表する可能性があるとしています。
気象台は、新潟県内では5日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要するよう呼び掛けています。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は建物内に移動するなど安全確保に努めるほか、ひょうが降る恐れもあるため、農作物などの管理にも注意が必要です。
7日(土)から8日(日)は強い寒気が流れ込んで冬型の気圧配置が強まる見込みで、北海道や東北の日本海側、北陸などを中心に荒れた天気となり、降雪量が多くなる恐れもあるということです。その後、週明け10日(火)~11日(水)にも冬型の気圧配置が強まる見込みです。気象台は、新潟県内では7日(土)、波浪警報の可能性があるとしています。
今後の雨と雪のシミュレーションを見ると、7日(土)以降は山沿いから平地へと次第に雪の範囲が広がりそうです。今後の気象情報に注意してお過ごしください。
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