今年10月、埼玉県所沢市で起きた強盗傷害事件で、きのう逮捕された「資金管理役」の女が、奪った現金を実行役らの口座に振り込んでいたことが分かりました。

きのう逮捕された武藤恵子容疑者（26）は今年10月、所沢市の住宅で実行役の男らが奪った現金およそ16万円を銀行口座で管理していたとみられています。

その後の捜査関係者への取材で、奪った現金について、武藤容疑者が実行役やリクルーター役の名倉優也被告（31）の口座に振り込み、分配していたことが分かりました。警察は武藤容疑者が何者かに指示され、報酬として振り込んだとみています。

また、所沢の事件前日に東京・国分寺市で起きた強盗傷害事件で奪われたとみられる現金の一部も、武藤容疑者の口座に振り込まれていたことが分かっています。武藤容疑者は容疑を否認しています。

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