いよいよ12月下旬に迫った全国高校駅伝に向けて佐久長聖高校が3日、報道陣に練習を公開しました。
「これまで成し遂げられなかった2連覇を目指す」と意気込んでいます。
アップダウンのあるクロスカントリーコースで40分間のジョギングなど基礎的なトレーニングで汗を流した佐久長聖高校駅伝部。
12月22日、京都市で開かれる全国高校駅伝に出場します。
副キャプテン 佐々木哲選手:
「去年とは違う色で最強のチームを作って最高の結果を残す」
最速のチームを目指した2023年の駅伝部は、大会で6年ぶり3回目の優勝を果たし、高校最高記録となる2時間1分0秒の記録を打ち立てました。
今年掲げたテーマは「最強のチーム」。
今までチームが成し遂げたことがない全国高校駅伝2連覇を目指します。
高見澤勝監督:
「佐々木、濵口が本校の中心となる選手なので、やはりこのふたりが長距離区間でしっかり勝負してもらいたいなと思っています」
高見澤監督がレースの鍵とみるのが1区と3区の長距離区間。
ここで主導権を握り、前半からトップに立ちたいと3年生の濵口大和(はまぐちやまと)選手と佐々木哲(てつ)選手の起用を考えています。
2人は、2023年も都大路を経験し、全国制覇に貢献。
今シーズン、ともにクロスカントリーで20歳以下の世界選手権に出場。
お互いを高めあうよきライバル関係です。
濱口大和選手:
「昨年(佐々木選手が全国高校駅伝で)5区区間新をとった時から負けたくないなという気持ちにもなりましたし、生活とか練習もお互いが意識しあうようになってきて、よりよい関係にはなってるのかなと」
佐々木哲選手:
「泥臭さであったり、前に出られてももう一度最後で抜き返す力であったり、様々な面での強さを証明していくことが2連覇を達成するために必要なことだと思います」
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