経営難だった和歌山南陵高校。生徒の募集が再開されます。
(甲斐三樹彦理事長)「本当にみなさんのおかげです。本当にありがとうございました」
約2年ぶりに、生徒の募集ができるようになった和歌山南陵高校。きっかけは2022年、教職員らへの給料未払いなど「金銭トラブル」が相次いだことでした。深刻な経営難で建物の老朽化も進み、寮のトイレではひどい雨漏りが…そして風呂場でも。
(男子生徒)「タイルも全部剥がれていて、座るいすも前までカビだらけで」
運営法人を所管する静岡県は高校に対し、経営改善を求め、新たな生徒の募集や入学を停止する処分を出していました。高校側は、その後経営陣を刷新。滞納金の清算や運営に必要な資金を確保し、11月29日、処分が解除されました。
(甲斐三樹彦理事長)「ホッとしたのは一瞬で、ここからふんどしを締め直して気合いを入れていかないと」
高校は来年4月に入学する新入生を募集する方針です。
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