再選後初の兵庫県議会。斎藤元彦知事は「丁寧で謙虚な県政運営」と決意を述べました。
3日午前11時に始まった兵庫県議会の12月定例会。斎藤知事は時折、笑顔も見せるなどリラックスした様子で本会議に臨みました。
(兵庫県 斎藤元彦知事)「(3年前の知事就任以降)私が全身全霊を注いできたのは、新たな事業展開や改革に挑戦するということでした。しかしながらその過程でおごりや慢心があったのかもしれません。丁寧な対話と謙虚な姿勢を胸に刻んで県政運営に臨むことを誓います」
一方、兵庫県議会をめぐっては知事選の期間中にSNS上で誹謗中傷の投稿が相次ぎ、県議1人が辞職しました。県議会は国に被害への対応を求める意見書の提出を検討していて12月中に採決される見通しです。
また、県議会の第2会派・維新について11月、吉村代表が「斎藤知事の再選は県民から県議会への不信任と同じ」などとして自主解散の検討を提案していましたが、県議団は3日に総会を開き、議会での成立の見込みが低いとして自主解散をしないことを決めました。
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