田畑裕明衆議院議員の不適切な党員登録の問題をめぐり27日、自民党富山県連が入る建物の前に有志で集まった県民約20人が抗議の声を上げ、田畑議員の「議員辞職」を求めました。

参加者
「私たちは田畑議員の議員辞職を求めます。私たちは田畑議員の議員辞職を求めます」

自民党県連が入る自由民主会館前で抗議活動を行ったのは、田畑裕明衆議院議員の辞職を求める県民およそ20人です。

参加者
「不正を繰り返す人を国会議員として認めることはできません。これを容認するのであれば自民党に対する有権者の信頼は回復しません」

田畑議員は11月18日の記者会見で、不適切な党員登録が100人前後あったと認めた一方、自らの関与を否定しました。

また、支援企業の従業員を無断で党員登録したほか、架空の名前で党員数を水増しし、その党費に企業献金を充てるなどした疑いが持たれています。

参加者は「架空党員登録は犯罪だ」などと書かれた紙を手に政治とカネの問題が相次ぐ田畑議員への怒りを口にしました。

参加者
「いま、田畑議員はですね。けじめをつける時が来ました。とにかくごまかすな」

参加者
「通りがかりで参加しましたけど富山県民に恥をかかせないようにしていただきたい」

参加者
「田畑議員がのらりくらりと後、数日、数日って(説明を)伸ばしてますけど、もしそれだったら証拠隠滅出来る時間を稼いでるとしか思えないんですけど。1日も早く田畑議員は自分の説明責任ちゃんと果たしてほしい」

中には、自民党県連や市連への要望も…

参加者
「今だに田畑議員から何の説明もない。そうするならばもはやこれまでです。自民党県連の皆さんただちに田畑議員に対して辞職勧告をすべきです」

参加者
「今回自民党としては田畑さんの問題だけではなくて広く富山県内の県民への党員登録についても調べてほしい。そうしなければ県民の政治に対する信頼が損なわれてしまうんじゃないかなと」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。