同じ敷地内で暮らす夫婦関係・血縁関係のない高齢女性の頭部を、平手で数回殴るなどの暴行を加えけがを負わせたとして、米子警察署は27日、鳥取県日吉津村の無職の男を逮捕しました。

傷害の容疑で逮捕されたのは、鳥取県日吉津村の無職の男(70)です。

米子警察署によりますと、今年6月2日午前9時半ごろ、男は同じ敷地内で暮らす69歳の女性の頭部を平手で数回殴り、襟首をつかんで床に数回投げ倒すなどの暴行を加え、女性に約2週間の治療を要する頸椎打撲、側頭部打撲のけがを負わせた疑いがもたれています。

2人は同じ敷地内で暮らす知人同士で、男が離れ、女性が母屋に住んでいるといいます。血縁関係や夫婦関係にはないということです。

事件から1か月が過ぎた今年7月5日、女性は米子警察署に相談し、警察が捜査を行った結果、男の犯行が明らかになったとして、11月27日に逮捕しました。

警察の調べに対し男は「平手で殴ったがそれ以外は違う」と容疑を一部否認しているということです。

米子警察署は、2人の間に何らかのトラブルがあったとみて、男の犯行の動機やいきさつなど、詳しい調べを進めています。

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