25日、名古屋の市バスで大規模な料金箱トラブルが発生しました。

名古屋市交通局によりますと、25日の始発から市営バスの複数の車両で料金箱にエラーが出て正常に起動しなくなり、ICカードや現金などによる料金の支払いができなくなりました。

トラブルがあったのは、市内12の営業所のうち10の営業所の、新型の料金箱を使っている一部車両で、781台が料金を受け取れない状態で運行しました。

名古屋市交通局によりますと、午前8時頃から営業運行の合間に復旧作業を進め、11月25日午後7時頃に全車両の復旧が完了したということです。

このトラブルによる、市バスの運行の遅れ等はありませんでした。

トラブルの影響で、推計値で約4万人分の運賃を受け取れなかったということで、名古屋市交通局は「次回乗車時に料金を支払うように」呼びかけました。

原因はメーカーが調査中ですが、一日乗車券等を交通系ICカードで購入できるなどの新機能を実装した料金箱を設置し、11月25日からプログラムを改修したことによって影響が出たとみられるということです。

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