青森県大鰐町の中学生が「一日警察署長」に任命されました。交通安全や特殊詐欺被害の防止を呼びかけた生徒たちは「一生の宝物になった」と貴重な経験を振り返りました。
黒石警察署は、警察の業務を知ってもらおうと毎年この時期、管内の中高生や住民を一日署長に任命しています。
15日は大鰐中学校の生徒3人と警察の友好団体・警察友の会の3人が對馬勝治署長から委嘱状を手渡されました。
一日署長の最初の仕事は「通常点検」です。
警察官が「手錠」や「警棒」を携帯しているか確認する検査で、生徒たちは検査を受ける警察官の統率の取れた動きに驚いていました。
続いて生徒たちは、大鰐町の複合施設で利用者にチラシを配り、交通安全や特殊詐欺被害の防止を呼びかけました。
大鰐中学校2年 菅原詩さん
「なかなかこんな体験はできることじゃないので、一生の宝物になった」
大鰐中学校3年 吹田夏飛さん
「(制服は)物理的にも重いんですけれども、責任感とかもあって、気持ちの部分でも重いと感じた。自然と(背筋が)伸びてきました」
一日署長を終えた生徒たちは、警察の仕事に理解を深め「今後も協力していきたい」と話していました。
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