11月15日に青森県八戸市で開幕するスピードスケートの国際大会「四大陸選手権」。日本では初めて開催される国際大会を前に、日本代表の選手たちが本番のリンクで調整に臨んでいます。
スピードスケートの四大陸選手権は、アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニアの4つの地域や国の代表選手が出場する予定で、日本では初開催となります。
大会の舞台となる八戸市の「YSアリーナ八戸」では、参加する国と地域の選手たちの練習が始まっていて、日本代表の選手たちがリンクの感触を確かめるように調整に臨んでいます。
会場の壁にはポスターが貼られ、のぼりも掲げられるなど準備が進められています。
YSアリーナ八戸 榊原由季 副館長
「スピードスケート競技では日本で初開催となりますし、今シーズン最初の国際大会というのを『YSアリーナ八戸』で迎えられることを、私たちも大変楽しみにしております。ぜひ多くの皆さまにご来場いただければと思っております」
この大会には、日本を含めて世界9つの国と地域から100人以上の選手が参加する予定で、これにあわせて海外の選手団は早いところで7日から八戸入りしています。
大会に参加する海外選手は、市内では3か所の宿泊施設で受け入れていて、このうち「八戸グランドホテル」では、アメリカとカナダの選手団が宿泊しています。
ホテルでは、食事のメニューの表記に英語を追加するなど、受け入れ態勢を整えています。
八戸グランドホテル 倉田任康 取締役部長
「11月は紅葉が散り始めているので、だんだんと閑散期に入るのですが、やはりスポーツ団体で世界各国から集まってもらうと、町も潤うでしょうし、ホテルも潤う」
大会は11月15日から3日間の日程で行われ、入場無料で世界トップクラスのプレーを観覧できます。
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