青森県立中央病院と青森市民病院が統合してできる新病院についてです。12日の有識者会議で公表された基本計画案で、病床を一般と感染症あわせて757床整備し、「県全体の高度医療の拠点病院」と「青森地域の中核病院」の2つの役割を担うとしています。
統合新病院に関する有識者会議は、12日午後5時から開かれ、基本計画案が初めて示されました。
それによりますと、統合新病院はアクセスしやすい高速道路のインターチェンジ近くの「県営スケート場一帯」に整備し、県全体の高度医療の拠点病院と青森地域の中核病院の2つの役割を担うとしています。
入院診療では、一般病床を751床、感染症病床を6床として、抗がん剤などの治療が必要な患者に対応するため、全ての部屋が個室の無菌病棟の整備を検討しているとしています。
また、妊娠・出産の周産期医療で統合新病院が県内の基幹的役割を担うとしていて、周産期専用のドクターカーを配備して緊急搬送に対応する計画です。
このほかにも、外来診療では救急患者を除いて1日あたり1630人~1720人程度の患者を想定しているということです。
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