米大統領選(5日投開票)で6日、共和党のドナルド・トランプ前大統領の当選が確実になったことを受け、経団連の十倉雅和会長は「最終的にはトランプ前大統領の過去の実績や今後の経済政策が多くの米国民に支持された結果だと受け止めている。故安倍晋三首相との間で築かれた強固かつ緊密な信頼関係が石破茂首相との間でも培われ、両国関係が一層発展していくことを望む。諸外国とも連携を強化し、国際社会においてリーダーシップを発揮されることを強く希望する」との談話を発表した。
日本商工会議所の小林健会頭もコメントを出し、「返り咲きを果たしたトランプ氏には、大統領としての4年間の経験と在任中に培った各国とのパートナーシップを基盤に、平和と安定をもたらす国際秩序の維持・強化への貢献を期待したい。過度な保護主義に陥ることなく、世界経済とルールに基づく自由貿易体制を支える超大国のリーダーとして、調和のとれた政策運営を期待したい」と注文した。【道永竜命】
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