アメリカ西部の激戦州・アリゾナ州の開票所では、前回の選挙でトランプ氏の支持者たちが詰めかけたことを受け、警備態勢が強化されています。
記者
「バリケードが設置されているほか、建物を囲う様にフェンス、鉄柵が設けられていて、厳戒態勢となっています」
前回の大統領選、西部アリゾナ州では、バイデン大統領がトランプ前大統領におよそ1万票差で勝利しました。トランプ氏は「選挙に不正があった」と主張したことから、武装した支持者たちがマリコパ郡の開票所に詰めかける事態となりました。
そのため、今回、開票所の周辺にフェンスや鉄柵が設置されたほか、警察当局はドローンの使用も予定するなど警備を強化しています。
マリコパ郡ではすでに期日前投票の開票作業が行われていて、郡はホームページで開票所内の様子をライブ配信しているほか、選挙当日の5日にはメディアにも公開し、選挙の公平性・透明性を強調しています。
選挙管理当局は有権者に対し「望んでいた選挙結果でなかったとしても勝者を祝福し、前を向いてほしい」と話し、冷静に対応するよう呼びかけています。
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