イスラエルのガラント国防相が解任されたことが分かりました。ガザ地区での停戦や人質解放の交渉に前向きとされていただけに停戦合意は遠のきそうです。

 イスラエルのネタニヤフ首相は5日、ガザ地区での戦闘を巡って「信頼が損なわれた」としてガラント国防相を解任したことを明らかにしまし

 後任にはカッツ外相を指名したとしています。

 ガラント氏は自身のSNSに「イスラエルの安全はこれまでも、これからも私の人生の使命であり続ける」とコメントしました。

 ガラント氏はガザ地区での停戦や人質解放の交渉に前向きな立場で、戦闘を継続する考えを曲げないネタニヤフ首相に真っ向から反対するなど対立をしてきました。

 今回の解任に対して抗議集会が呼び掛けられているほか、停戦合意がさらに遠のくとの見方もでています。

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