ガザ地区を巡る停戦交渉でエジプトが新たに提示した短い停戦を実施し、人質を解放する案をイスラム組織「ハマス」が拒否したことが分かりました。

 停戦交渉を仲介するアメリカは、ブリンケン国務長官が3日にエジプト外相との電話会談に臨んだと発表しました。

 そのなかで、エジプトが提示した新たな停戦案をハマス側が拒否したことが伝えられたということです。

 ガザ地区を巡る停戦交渉は、10月下旬に2カ月ぶりに再開されていました。

 エジプトがハマスに捕らえられた人質4人とイスラエルで収監されている一部のパレスチナ人を交換するため、2日間停戦する案などを提示していました。

 ハマスは最高指導者・シンワル氏が殺害された後もガザ地区からのイスラエル軍の完全撤退を求めていて、進展は見込めない状況です。

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