「世界一貧しい大統領」として知られる南米ウルグアイのムヒカ元大統領が、食道に腫瘍が見つかったと明らかにしました。

ムヒカ元大統領は29日、会見を開きました。腫瘍が良性か悪性かは明らかにしませんでしたが、「免疫疾患を抱えていて、治療は困難を極める」と状況を説明しました。

ムヒカ氏は88歳で、「元気である以上、野菜作りを楽しんでいくつもりだ」と述べ、病気と闘う決意を表明しました。

ムヒカ氏は2010年から2015年までウルグアイの大統領を務めた際に、収入のほとんどを寄付したほか、大統領官邸には入らず自宅で質素な生活を送ったことから、「世界一貧しい大統領」として知られています。

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