アフリカ東部のケニアでは数週間にわたって大雨が続き、堤防が決壊するなどして、これまでにおよそ100人が死亡し、13万人が避難しています。

 地元メディアなどによりますと、ケニア南部のナクル郡マイ・マヒウでは29日、堤防が決壊し、少なくとも45人の死亡が確認され、数十人が行方不明となっています。

 また、南部タナリバー郡では28日、40人以上が乗ったボートが転覆し、一部は救助されたものの20人ほどが行方不明になっています。

 南部マクエニ郡では26日朝、30人以上を乗せて冠水した橋を渡ろうとしていたトラックが流されて7人が死亡しました。

 ケニアでは3月以来、大雨と洪水が続いていて、これまでにおよそ100人が亡くなり、13万人以上が避難しています。

 東アフリカではタンザニアでも洪水により少なくとも155人が死亡しています。

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