イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ南部ラファへ空爆を行い、少なくとも22人が死亡しました。

パレスチナ自治区ガザ南部ラファには、イスラエル軍の攻撃から逃れたパレスチナ人100万人以上が避難していますが、イスラエル軍はイスラム組織「ハマスの最後の砦」だとして、ラファへの攻撃を続けています。

こうしたなか、AP通信は29日、イスラエル軍がラファへ空爆を行い、5人の子どもを含む、少なくとも22人が死亡したと伝えました。死亡した子どものなかには5歳児もいたということです。

ラファをめぐってはイスラエル軍による地上侵攻が懸念されていて、アメリカのバイデン大統領は28日、イスラエルのネタニヤフ首相との電話会談で侵攻に反対する立場を改めて伝えています。

一方、食料支援団体「ワールド・セントラル・キッチン」は28日、「ガザの人道状況は依然として悲惨だ」として、ガザでの支援活動を再開すると発表しました。

「ワールド・セントラル・キッチン」は、今月1日にイスラエル軍の攻撃でメンバー7人が死亡したことを受け、活動を中断していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。