ロシアのプーチン大統領(左)と握手を交わす国連のグテレス事務総長=露中部カザンで2024年10月24日、AP

 グテレス国連事務総長は24日、ロシア中部カザンで開催されたBRICS首脳会議の拡大会合に出席し、ロシアがウクライナで続ける「特別軍事作戦」を巡り、「ウクライナには国連憲章、国際法、国連総会決議にのっとった公正な平和が必要だ」と訴えた。会合にはプーチン大統領も出席していた。

 グテレス氏は、世界で現在起きている紛争について「国連憲章の価値や法の支配、領土保全、すべての国の政治的独立を維持し続けた上で解決されるべきだ」と主張。イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区やレバノンへの攻撃についても即時停戦を求めた。【モスクワ山衛守剛】

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