中国・四川省の当局は、世界的ベストセラーのSF小説「三体」を担当した姚海軍副編集長を、重大な規律・法律違反で調査していると発表しました。

四川省の共産党規律検査委員会と監察委員会は23日、中国SF雑誌の姚海軍副編集長を「重大な規律違反と法律違反」の疑いで調査していると発表しました。

姚氏は、世界で2900万部発行され、アメリカの動画配信サービスが実写ドラマ化するなど、世界的大ヒットとなったSF小説「三体」の雑誌連載で重要な役割を担った中国のSF業界を代表する編集者です。

姚氏のSNSアカウントの更新は9月上旬を最後に途絶えていました。

規律違反の内容については明らかになっておらず、SFファンたちの間では「有名な彼が何をしてしまったんだ」などと困惑する声が上がっています。

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