台湾は10日、「建国記念日」にあたる「双十節」を迎え、頼清徳総統が演説で中国との関係をどのように表現するのか注目されます。
一方、頼総統を「独立派」とみなす中国は圧力を強めています。

台北市の式典会場の午前11時半現在の映像。
頼総統の演説がまもなく始まります。

関係者によりますと、頼氏は、演説の中で中国が台湾に対し、国際社会や軍事面で様々な圧力をかけていることなどを強調する見通しです。

頼氏は、2024年5月の就任以来「台湾と中国は別だ」との考えを示していて、10日の演説で中国との関係をどのように表現するのか注目されます。

一方、台湾国防部は、中国が10日に台湾周辺の上空を通過するロケットの発射予告をしたと発表しました。

頼氏を「独立派」とみなす中国は、「双十節」に合わせ圧力を強めています。

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