12年前に長崎県の寺から盗まれ韓国に持ち込まれた仏像について、韓国の寺が返還に反対しない意向を示していることが分かりました。

長崎県の有形文化財「観世音菩薩坐像」は2012年に、長崎・対馬市の観音寺から盗まれた後、韓国に持ち込まれ、韓国の浮石(プソク)寺が所有権を主張し、裁判を起こしました。

2023年、韓国の最高裁判所が日本側の所有権を認めた後も仏像は返還されていませんでしたが、浮石寺が、仏像の安寧を願う100日間の「法要」を自ら行うという条件付きで返還に反対しない意向を日本側に伝えたということです。

浮石寺は「来週にも日本の寺から同意の文書が届く」としています。

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