タイで日本人男性の切断された遺体が見つかった事件で、地元警察はさきほど、暴力団関係者の日本人2人の逮捕状を取りました。3人は、特殊詐欺グループのメンバーとみられています。

捜査関係者によりますと、タイの首都バンコク近郊にあるノンタブリー県で、日本人の椛島良介さんの切断された腕や頭部などが複数の場所で発見されました。頭部には、銃で撃たれたような痕があったということです。

JNNの取材で、地元警察がさきほど、事件に関与した疑いで日本の暴力団関係者の加藤拓也容疑者と鈴木浩斗容疑者の逮捕状を取ったことが分かりました。椛島さんと加藤容疑者ら2人は、いずれもタイを拠点とする日本人特殊詐欺グループのメンバーとみられるということです。

地元警察はすでに、椛島さんの遺体を運んだとみられる乗用車を発見し押収。この車を運転していたタイ人の男を逮捕していて、男の供述などから、椛島さんは先月下旬に飲食店で加藤容疑者らと口論になり、その後、車で一緒に移動していたとみられています。

地元警察は、加藤容疑者らがこのとき、車内にいた椛島さんを銃で撃って殺害し、遺体を切断して遺棄したとみて行方を追っています。

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