先月、アメリカのトランプ前大統領を銃撃した容疑者がバイデン大統領の選挙活動を60回以上、検索していたことが明らかになりました。

 トランプ前大統領は7月、ペンシルベニア州で演説中に銃撃され、耳を負傷しました。

 銃を発砲したトーマス・クルックス容疑者(20)は、その場で射殺されています。

 FBI(米連邦捜査局)は今月28日、クルックス容疑者が犯行に使ったライフル銃や車から見つかった爆発物の写真を公開しました。

 また、FBIはクルックス容疑者がトランプ前大統領だけでなく、バイデン大統領の選挙活動を60回以上、検索していたほか、事件直前には演説会場の詳細やケネディ元大統領暗殺事件の具体的な位置関係なども調べていたと明らかにしました。

 FBIはクルックス容疑者がかなり前から詳細な犯行計画を立てていたとみていて、引き続き動機の解明などの捜査を続けています。

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