アメリカの半導体メーカーエヌビディアの先月までの3カ月間の決算は大幅な増収増益となりました。ただ、爆発的な成長は衰えるという見方も出ています。

 エヌビディアが発表した先月までの3カ月間の決算で売上高は前の年の同じ時期と比べて2.2倍の300億4000万ドル=日本円で約4兆3500億円でした。

 純利益は2.7倍の165億9900万ドル=約2兆4000億円で、大幅な増収増益となりました。

 生成AIが急速に普及する中半導体の需要は好調で、収益が拡大しています。

 一方、8月から10月までの売上高は325億ドル=約4兆7000億円という見通しを示しました。

 市場予想の平均値は上回りましたが、これまでの爆発的な成長は衰えるという見方から一部の投資家の高すぎる期待に応えられず、エヌビディアの株価は時間外取引で一時、8%下落するなど荒い値動きになっています。

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