パリオリンピック、陸上のドイツ代表チームで、大会中「内輪もめ」が起きていました。

問題となったのは、陸上の混合4 X 400メートルリレー。
男女が交互に走る方式のリレーです。

第2走者は“世界で最もセクシーなアスリート”とも呼ばれるアリサ・シュミット選手が選ばれました。

ところが代表チームのルナ・ブルマン選手が、SNSで不満をぶちまけます。

400メートルのベストはシュミット選手より速いタイムですが…。

ルナ・ブルマン選手のSNS:
私は記録上で2番目に速い走者だった。それでも混合リレーに選ばれなかった。

この投稿がドイツ国内で「内部批判だ」などと問題視されます。

一方で、モデルとしても活動し、オリンピック期間中もSNSを頻繁に更新するシュミット選手に対しても、「試合に集中していないのでは?」などと批判の声が出ていました。

そうしたなか行われた、混合リレーの結果は…。
決勝進出が期待されていたにもかかわらず、ドイツは予選7位と惨敗。

するとレース後、第1走者だったジャンパウル・ブレダウ選手が火に油を注ぐ発言をしました。

ジャンパウル・ブレダウ選手:
全員が納得したわけではない決定があった。だから予選で力が出なかった。

実はブレダウ選手は、シュミット選手のメンバー入りに不満を漏らしたブルマン選手の恋人。

そのため、「チーム批判をした」と捉えられる事態になってしまいました。

結局、発端となったブルマン選手は代表を除外され、ブレダウ選手はドイツ陸上連盟に謝罪したということです。

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