韓国・ソウル市内では今、レンタルの電動キックボードや自転車で乱暴な運転を繰り返す「タルンイ暴走連合」なる暴走族が出現し問題になっています。

ソウルに現れたレンタル自転車暴走族。
彼ら“タルンイ暴走連合”なる暴走族のSNSには、危険な暴走行為を撮影した動画があふれ返っていました。

夜の繁華街を歩く人たちの横を猛スピードで走り抜ける電動キックボード。

別の動画では、自転車に乗った人物が、前から来た歩行者とあわや衝突。
歩行者がギリギリのところで自転車に気づき、よけたため、衝突は免れました。

彼らの暴走行為に使われた自転車は、ソウル市が運営するレンタルステーションから借りられたものでした。
市民や観光客が気軽に利用するレンタル自転車が暴走行為に悪用される事態になっています。

暴走するのは夜だけではありません。
昼間の明るい時間帯にも、歩行者の横を猛スピードで走り抜けるなど、大事故につながりかねない危険な行為がいくつも投稿されていました。

投稿動画には、電動キックボードでの2人乗りやパトカーによる追跡を楽しむかの様子が音声と共に記録されていました。

さらには、ショッピングモール内を笑いながら電動キックボードで走るなど、やりたい放題です。

ソウル市民からは「危ないし、不安で出かけられない」「非常に怖いし、市民を不安にさせる行為だと思う」「政府がこのようなことが発生しないようにすべきだと思う」など、不安の声が上がっています。

地元警察は、SNSなどを注視し、取り締まりを強化する方針です。

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